東梅洋子詩集
『うねり 70篇 大槌町にて』
あれだけの惨事を体験しながらの、
この優しさ、この精神力。
現実を真正面に見つめ、
その先に自分の世界を創り出した東梅洋子さんの詩は
力強く、そして美しく、
心に浸み込んで来ました。
吉行和子(女優)
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この優しさ、この精神力。
現実を真正面に見つめ、
その先に自分の世界を創り出した東梅洋子さんの詩は
力強く、そして美しく、
心に浸み込んで来ました。
吉行和子(女優)
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解説:鈴木比佐雄 |
四六判/160頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-099-0 C1092 ¥1000E |
定価:1,080円(税込) |
発売:2013年2月25日
【目次】
連結詩 うねり 70篇 大槌町にて
Ⅰ うねり 1~20
1 3月11日の午後
2 防波堤
3 花見の会
4 友人の電話
5 在 所
6 小さな漁業の町
7 家
8 屋 根
9 皆
10 同級生 話し語り
11 闇
12 風
13 釘
14 彼女等と私本屋にて
15 一 滴
16 愛
17 神
18 声
19 手
20 波
Ⅱ うねり 21~45
21 遠野にて
22 町
23 赤
24 もどりたい
25 桜
26 グランドピアノ 釜石にて
27 釜石 魚屋前
28 遠 く
29 奪 う
30 五月の釜石
31 顔
32 かたり
33 匂 い
34 路ぞい
35 消えた在所
36 庭
37 家の柱
38 時
39 同級生
40 Love
41 灯 台
42 待ち人来たらず
43 わたる
44 一杯のコーヒー
45 ばあちゃん
Ⅲ うねり 46~70
46 早 朝
47 小さな町の出来事
48 蛍
49 松あかし
50 車
51 大槌クイーンの前
52 国道沿いにて いつも立つ男性がいた
53 鵜住居両石にて
54 願いごと
55 心静かなるひと
56 青の水
57 立 つ
58 木 霊
59 3月12日未明
60 夜の声
61 鈴
62 鉄 橋
63 野島にて
64 祭・盛土が町を消す
65 祭 り
66 吉里吉里小学校裏にて
67 あなた
68 海への恋心
69 9月30日の午後
70 須賀町にて
解説 鈴木比佐雄
あとがき
略 歴
詩篇
「3月11日の午後」
同級生の彼女
何十年ぶりかの再会
一ケ月後
生まれ育った
海辺の町に現れた
巨大な影と
たわむれて
帰る道を
忘れたと
どこで道草してる
桜のつぼみが
咲く頃 もどるのね
帰るのよ